自作PCに必要なパーツ【自作PC構成】 GADGET
自作PCって何が必要なの?自作PCって難しいの?
そういったお悩みをお持ちの方に向けて、この記事では解説していきます。
自作PCとは
自作PCとは、その名前の通り自分でパソコンのパーツを揃えて、パソコンを組み立てる
ことです。
パーツによって規格があり(パーツごとの寸法や端子)、規格が合うパーツ同士でないと組み合わせることのできないなんて事もありますので注意が必要です。
自作PCのメリット・デメリット
メリット
言わずもがな自作PCを初めてやる人にとっては、どうやるのかと調べるのに時間がかかったり、失敗する事もあるかもしれませんが、メリットも多いです。
デメリット
基本的にこういうのは、メリットの裏返し的な感じになりますが、一応書いておきます。
一つ言える事は、面倒くさがりな人には自作PCは向かないということでしょうか。
必要なパーツ
CPU
CPUは、Central Processing Unit
の略で、日本語で中央演算処理装置
と言います。
これの役割としては、PCのあらゆる制御を行うことです。具体的には、キーボードやマウスの入力データを受け取って、それを画面に出力したり、メモリに保存したりなどの制御や処理を行います。
簡単に言うと、「PCの頭脳的存在」または「PCの司令官的存在」がCPUです。
そんな訳で、このパーツは、PCを動かすのに必須という事になります。
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CPUクーラー
CPUクーラーは、CPUが発する熱を冷やす役割をします。
PCでゲームをしたり映像編集をしたりすると、CPUが沢山の処理をする事となり、結果としてCPUが熱を持ってしまうのです。
本来、PCが起動している状態でのCPUの適性温度は「40度〜80度」ですが、それ以上になる場合もあります。
そんな熱暴走を防ぐために活躍するのが、CPUクーラーちゃんなのです。
熱暴走を繰り返すと、PCに不調を起こす原因になるので、このパーツは必須ではないですが、なるべく合った方が良いですね。
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マザーボード
マザーボードは、PCの様々なパーツを繋ぐ役割をします。
先に紹介したCPUもそうだが、PCはPCのパーツそれぞれがそれぞれに直接繋がる訳じゃない(ぐちゃぐちゃになるのが想像できます)です。
では、どうするかという事で、それぞれのパーツを間接的に繋ぐ土台となるものが必要になる訳です。それがこのマザーボードというものです。
電源やメモリなどを繋ぐ部分があるのはもちろん、キーボードやマウスをUSBで繋ぐ入出力ポートもこのマザーボードにはあります。
言わば、「PCの血管のような存在」がマザーボードなのです。
そんな訳で、このパーツは、PCを動かすのに必須という事になります。
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グラフィックボード
グラフィックボードを略して、グラボという言い方もしたりします。
グラフィックボードは、モニター(画面)に画像や映像を映す役割をします。
グラフィックボードには、GPU(Graphics Processing Unit)
という画像描写に必要な計算処理を行う半導体チップが取り付けられています。
多くのCPUにGPUも内臓されているので、グラフィックボードは無くても、映像を映す事はできます。しかしながら、CPU内臓のGPUは性能が低い事が多いので、別途このグラフィックボードが必要という事になります。
また、動画編集を快適にするのもこちらのスペックに影響されるので、動画編集などをメインにされる人はなるべくスペックが高いものを選ぶと良いでしょう。
そんな訳で、このパーツも、必須のパーツという事になります。ただしこちらのパーツは、PCを組み立てた後でも取り替えやすいので、無理して高いのを買わなくても大丈夫です。
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メモリ
メモリは、PCのOSやアプリをロードする役割をします。
具体的には、アプリを起動してからの一部データを保存する処理をします。PCでアプリを快適に動かせるのは、このパーツのおかげです。
メモリは、容量が大きいほど、同時に立ち上げられるアプリを増やす事ができたり、動画編集など重い処理を快適にする事ができます。
簡単に例えると、「PCの作業台」がメモリです。→作業台が広いほど、作業しやすいイメージ。
そんな訳で、このパーツも、必須のパーツという事になります。
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SSD
SSDとは、Solid State Drive
の略で、補助記憶装置です。
PCのあらゆるデータはここに保存されます。(HDDが別にあれば、データの保存先が分ける事ができます)
SSDの特徴として、衝撃に強く、発熱・作動音が少なく、小型でデータの読み書きが速いです。ただし、価格が高い事がデメリットではあります。
このパーツは、HDDと併用搭載するのが基本となります。
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HDD
HDDとは、Hard Disk Drive
の略で、SSDと同じく補助記憶装置です。(説明省略します)
HDDの特徴として、SSDより安価な所が最大の特徴です。しかしながら衝撃に弱く、消費電力が大きいのがデメリットではあります。
SSDで足りないデータ容量を補う目的で、このパーツは用意します。
ちなみにSSDとHDD、このデータを保存するパーツを総称して、「ストレージ」と言います。
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ケース
ケースは、PCのパーツ達をまとめてほこりから守る役割をします。
ケースのサイズは、省スペースの「ミニタワー」、一般的なサイズの「ミドルタワー」、本格冷水の設置など上級者向けの「フルタワー」の大きく3種類あります。
見た目だけで無く、PCに熱を溜めないよう通気性や静音性が保てるかも選ぶポイントとなります。
このパーツも、必須のパーツという事になります。
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電源ユニット
電源ユニットは、マザーボードやファンなど各パーツに電力を供給する役割をします。
基本的にPCに対する電力の供給はここから行うので、負荷がかかるPCを作るのであれば、なるべくワット数の高い電源を揃えると良いです。
300Wより下をローエンド、600Wより下をミドルエンド、600W以上をハイエンドという区分になります。
ゲームや動画編集をするのであれば、600W以上は欲しいです。(必要な電力の2倍くらいの電源ユニットを用意すると安心です)
PCパーツで故障の多いパーツですので、安物にこだわらず、より性能が良いものを買うようにしましょう。
そんな訳で、このパーツも、必須のパーツという事になります。
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OS
OSは、パーツではありませんが、必要なものなので紹介しておきます。
OSとは、Operating System
の略で、日本語で動作システム
と言います。
これがないと、PCのあらゆるアプリケーションは起動する事ができないです。
OSは、PCだとWindows
とmacOS
がありますが、自作PCで使えるのはWindows
だけと思っておきましょう。
macOS
が使いたいのであれば、Apple StoreなどでMacBookなどを買ってください。
2021年現在であれば、Windows10 Homeの2019 update適用が最新かと思います。
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まとめ
こんな感じで、基本となるパーツ(+0S)はこの10つです。
他にも、CPUとCPUクーラーの間に塗るグリスやPCケースにつけるファンを変えるなどで追加で必要となるパーツはありますが、特別必要という訳ではないので、今回は紹介を省きます。
また実際にPCを起動する時は、モニターやモニターに繋ぐケーブルなども必要となる事も忘れずに。
ちなみに、受注生産のPC(お店側で組み立ててもらうPC)の事をBTO(Build to Order)
と言います。
自作PCであれば、BTOよりも安く作れたり、より性能にこだわれたりするので、興味のある方はやってみると良いと思います。
組み立て方に関しては、別記事にて解説をしたいと思います。